3期でも推しの子の面白さは顕在です。純粋な少女から復讐に燃える少女になったルビー。復讐の終わりを望んでいるのに真実を気付かされるアクア。復讐の相手に気づきながら、現状維持を望む彼女黒川あかね。変化に巻き込まれるB小町。物語の行く末に注目です。
ルビーの変化とB小町
3期はB小町の重苦しい空気からはじまります。その原因はルビーの変化。大切な先生の死を知ったことで、楽しくて、明るく真っ直ぐにアイドルをやってきた姿は一変。復讐のために計算づくで行動し始めます。
B小町はチャンネル登録者が急増。テレビ出演も増えます。しかしそれはルビー目当てばかり。頑張ってチャンネルを育ててきたMEMちょや元々アイドルをやりたかったわけではない有馬かなは複雑な面持ちに。特に有馬は、役者に戻りたい葛藤を持つことに。その葛藤は、スキャンダルNGなアイドルなのにスキャンダルを生むことになります。
亀裂が生まれつつある中でも、かなをフォローし続けるMEMちょ。年の功とか本人は言ってはいますが、やっていることはもうマネージャーの域。苦労人すぎます。
そのフォローは時にはアクアを部屋に連れ込むことに。そして我慢の限界を迎えたアクアに、MEMちょは押し倒されます。
アクアと有馬かなのすれ違い
復讐は終わった。そう思い込みたいアクア。その裏で今のままでいいのかという葛藤を抱えます。本人は平然と振る舞ってみせますが、ひとりで抱えきれるものではなく。
大切だから、傷つけたくないからとあえてかなを避けるアクア。その行動がかなを傷つけてしまうと分かっていながら。
その葛藤は28話で大爆発。偶然の積み重ねで、かなを完全拒否してしまうことに。かなの涙、その状況に唖然と絶望をしていたアクアが印象的でした。
下の動画は、3期1話で明かされたかなの心の内です(※公式動画)。
黒川あかね
3期では、彼女としての黒川あかねと名探偵としての黒川あかねが登場します。
彼女としてのあかね
彼女黒川あかねはとにかく可愛い。アクアから電話がかかってきただけで、表情は年頃の少女に一変。一緒にいても、考えるのはアクアが彼氏でよかったということばかり。しかも見ているのは表面的な部分だけでなく、アクアがどれだけ彼氏でいるために頑張っているかという内面部分。いい彼女過ぎます。
29話では、どうしたらいいのかわからなくなったアクアはついに弱音をあかねにぶちまけます。選択肢次第では、アクアを完全に自分のものにできる状況。あかねであれば、どう言えばそうなるのか分かっていたはず。
それでもあかねは、アクアを突き放し、自分で決めないといけないと伝えます。本当にアクアのことを思っているからこそ、甘い言葉だけでなく、厳しいことを言える。最高の彼女ですね。
名探偵としてのあかね
アクアの彼女として過ごす中で、アクアの復讐の相手を探すあかね。そしてついに、カミキヒカルという怪しい人物を見つけます。アクアが生まれた当時彼は15歳。法的に罰することができない年齢。その他に状況証拠は十分。復讐の相手として断定するために情報収集を始めます。
そして考えることは、アクアにカミキが復讐の相手だと気づいてほしくないということ。復讐の方法が自分で手を下すしかないから。
今後の展開
カミキヒカルといういかにも黒幕らしき人物が登場。ですが黒幕に見える人物が実は黒幕でないことも多いこの作品。果たして彼は本当に復讐の相手なのか。復讐を続けるべきか悩むアクアの選択。
復讐のためには手段を選ばず、打算的に行動するようになったルビー。彼女に待ち受ける結末は。そして、亀裂が大きくなっていくB小町はどうなってしまうのか。3期では悲しい運命ばかり背負う有馬かなに幸せは訪れるのか。
ルビーを影で助ける壱護はいつ動くのか。伏線だらけの中で、どう話がまとまっていくのかに注目です。
3期の注目ポイント
原作のラストは大荒れの展開でしたが、アニメではどうなっていくのか。アニメ独自路線で行くのか、それとも原作準拠で行くのか。
推しの子は映像化の強みを感じる作品なので、原作準拠だとしても映像化されるとまた違った見え方がしそうで楽しみです。





