救出作戦と対立
あっさり殺す選択をするヤシロ。それに反発し、できるだけ殺しはせずに任務を遂行したいと話す城ヶ峰。ヤシロはできるだけ楽してどうにかしたいという考えのようです。それに対して城ヶ峰は、「無用な戦いは避ける精神ですね」と絶妙にズレている返答をし思わず笑ってしまいました。これだけ考えが違うのに師匠と呼び続けるのはなぜなのでしょうか・・・。
ヤシロの能力
ヤシロの体感時間の延長。相手から見たら思考能力と身体能力の向上。銃弾をあっさり切り落としたり、築いたら敵のクビが飛んでいたのはこの能力によるもの。
「見てよく考えた方が勝つ」というのが師匠の教えらしいですが、まさに言葉にピッタリの能力ですね。考えられる時間が長い分、対処できない状況になった時に絶望感は半端ないことになりそうですが・・・。
エーテルの衝動
エーテルを使う代償は攻撃衝動が強くなること。ヤシロはその衝動に抗うために、帰るべき場所を思い浮かべます。
1話で出てきた酒場は、ヤシロにとっては帰る場所。薬の攻撃衝動に負けそうになったときに思い出す場所で、やっていたことはツケばかりとクズですが、本当に大切にしている場所なのだと伝わってきました。
「見てよく考えた方が勝つ」という戦いの中で何度も口にするこの言葉は、思考を落ち着かせるだけでなく、攻撃衝動を抑えるために自分に言い聞かせているようにも感じました。
さりげなく発せられたプロ勇者という言葉。酒場にいた2人は、ヤシロのように勇者・・・いえ、プロ勇者なのでしょうか。
勇者と魔王の違い
ヤシロの言葉からすると、エーテル使用時の攻撃衝動に耐えて理性的な行動をしているのが勇者。攻撃衝動のままに動くのが魔王と言ったところでしょうか。
《琥珀の茨》卿との戦い
《琥珀の茨》卿の能力は、プロ勇者の間では知れ渡っているらしく、情報が大事ということも分かりました。普段酒場にいるのも、情報を仕入れるためと思えば、変える場所と二重の意味を持つのかなと思います。
戦いの初動は煙。てっきり倒れている女の子を助けるのかと重きや、そのまま戦闘開始。本来ならば目に見えない《琥珀の茨》卿の攻撃を視覚化するための煙だったようです。戦いは優勢。あっさりと近づくと腕を切り落とします。そしてあっさり勝利かと思われたところで、まさかの腕の再生。
なにかの能力かと思いましたが、腕を切られた《琥珀の茨》卿自身が困惑。再生した腕にはとんでもない攻撃衝動があるようで、暴走して近くの相手を殴り続けます。
ヤシロの選択
少女を見捨てる。そうすれば楽に《琥珀の茨》卿を倒せる。頭では分かっているヤシロですが、長時間の思考の末、体を張って2人を守ります。その行動は、クズとは真反対の勇者らしいもの。
とは言えその先は完全にノープラン。ヤシロらしくない行動で、ヤシロの予想通り大ピンチになります。
危機一発で城ヶ峰がかけつけ、腕を切り落とします。そのまま倒すかと思いきや、縄で縛りだしたのでそんなのでなんとかなるのかとちょっと不安になりました。殺しをできるだけ避けたい城ヶ峰らしい選択ではありましたが・・・。
明かされる城ヶ峰の能力
やたら元気な城ヶ峰の能力は人の思考を読めるというもの。正直現実にいたらあまり近づきたくない・・・。
身体強化系ではないので、腕をあっさり切り落とせたのは、エーテルによる強化によるものでしょうか。
人質の正体
報酬2000万円は学生に要求する金額としては高いなと思っていましたが、助けに行った時に「親父の差し金か」とかいうあたり、捕まっている少女はどこかのご令嬢の様子。口は悪いので極道かなにかでしょうか・・・声優と口調からマジルミエの越谷を思い出しましたが、同じことを思った人は他にもいたようです。
まとめ
2話では勇者の能力やヤシロがどんなことを考えて過ごしているのかが少しずつ明かされていきます。クズっぽい行動にも意味があり、勇者のクズというタイトルにも深みを感じてきました。助けた少女たちとの関係性がどうなっていくのか、生き残って酒場に帰った時にどんな反応をされるのか。次の話が楽しみです。

