あらすじ
永遠の時を生きるフレイムヘイズと紅世の徒がこの世界の中心。永遠の存在にとって、人間はただの餌。それでも餌場を失うのを恐れて、存在を残しながら食べるのはある意味良心的。
永遠の存在とモノだったはずの人間との出会いで、物語は動き出します。そして最後は、世界を巻き込んだ喧嘩をすることに。
感想
フレイムヘイズの少女とモノである悠二の出会い
永遠の時を生きるフレイムヘイズが、寿命があり、弱くて死にやすい人間と関わることで変化していくことが灼眼のシャナの魅力です。
タイトルにもなっているシャナは、もともと名前がなく、戦うための道具として生きてきた存在。その見た目は幼く、シャナがまだ成長し切る前にフレイムヘイズになったことを示しています。精神的にまだ成長しきっていなかったシャナは戦うことしかしらず、自分でもそれでいいと思い戦い続けてきました。
転機が訪れたのは、坂井悠二と出会ったこと。存在を食べられていた悠二は、シャナと出会ったときにはすでに死んでいました。そのことを知らされた悠二は、命の限り、自分のできることを全うしようとします。この姿にシャナはもやもや。ただのモノだと思っていた存在に心を揺さぶられることになります。
見た目通り、普通の少女としての恋心を知り、吉田一美という恋のライバルとも出会い、人間として成長していきます。吉田一美はただの人間で、本来ならばフレイムヘイズであるシャナの方がずっと強い存在なのに、対等にライバルとして戦うところが好きですう。
敵との共闘
マージョリー・ドーは、ただの飲んだくれのフレイムヘイズ。その見た目で男を誘惑し、行く先々で過ごす場所を手に入れます。相手を誘惑し場所を手に入れておきながら、どこか一線を引いていて最後まで近づかせないところも印象的。
言動とは裏腹に、心はとても一途。大切な人を失った復讐のために、紅世の徒を討伐し続けますが、目的を失ったときには動けなくなってしまうことも。
そんなマージョリー・ドーを変えたのは、人間である佐藤と田中との出会い。ふたりはマージョリー・ドーの強さを慕い、一緒に過ごすことを望むようになります。
佐藤と田中については、最後はそれぞれ違う道を選ぶのもこの作品らしいそれぞれの人生が描かれていていい。
世界観が壮大で面白い
灼眼のシャナの魅力は、世界観です。アニメでは、話の冒頭で「無限の時が鼓動と止め」と、世界観を語っています。この語りがとても好き。
世界観を活かした戦いも壮大。フレムヘイズと紅世の徒の対立関係が明確で、戦いの理由もはっきりしていています。
何よりもフレイムヘイズや紅世の徒たちは、それぞれが自分の利益のために動くことが好感。集まったとしても群れるというわけではなく、それぞれの目的を果たすために選択した結果であることが、それぞれの生き方が詰まっていて好きです。
釘宮病
シャナの声優は釘宮理恵さん。同時期に放送されていた、ゼロの使い魔のルイズやハヤテのごとく!の三千院ナギの存在もあって、ツンデレの演技がとてもいいです。特にシャナでは、照れ隠しの時の口癖である「うるさいうるさいうるさい」がとても可愛いです。
アニメ1期各話感想
第1話「全ての終わり、一つの始まり」
高校進学。胸踊る新生活。いかにも高校生らしい感情を抱く悠二を襲ったのは、自分がもう死んでいるという真実。壮大な世界観の中での物語の幕開けにワクワクします。
第2話「灯る炎」
存在が消えるとはどういうことなのか考える悠二。存在が消えかけても平井さんの池への想いが残っているの好き。目の前で消えるのエグい。写真には残らないのもエグい。
名前を言われて照れるの可愛い。名前をつけられて文句を言わないあたり、まんざらでもない、、、?
第3話「トーチとフレイムヘイズ」
名前をつけられて変なトーチと言うシャナ、、、どう見ても照れ隠しにしか見えない。
消えた平井ゆかりの存在に割り込むシャナ。周囲がドン引きする中でも話しかけてくる吉田さん優しい。自分の存在を使うのか聞かれてその手があったと答える悠二。やりきった気持ちになる悠二とシャナの反応の対比がいい。
第4話「惑いのフレイムヘイズ」
ベッドに座って楽しそうにするシャナ可愛い。着替えようとして悠二の反応を見て照れるシャナ。ちゃんと恥じらいがあって可愛い。シャナの反応にことごとくアラストールの気にしなくていいという言葉が否定されていくの面白い。
燐音をひとつの存在に変えようとするフリアグネ。人形のためにここまでするとは狂いすぎてて好き。
裸をミられて恥ずかしいのを、常の自分なら問題ないと照れながら言い聞かせるシャナ可愛い。悠二へのモヤモヤで、アラストールの話を全く聞かずに戦うシャナ。
まとめ
灼眼のシャナは、出会いで変わっていく人たちの物語。無限の存在であるフレイムヘイズと弱く限られた存在である人間との出会いで、生き方が変わっていく姿が魅力的です。